うちは、ここからキッチンカーのランチ出店が始まりました。

私も、独り立ちをした場所でもあります。

一年を通して、色んなことがありました。

同じ通り沿いにコンビニが出来たり、安いお弁当屋さんが出来たり、影響はあったと思います。

それでも毎週のように買いに来てくださる方もいらして、嬉しい限りでした。

始めた頃は質問されることが多かっため、メニューの説明も必要でしたが、今となってはは、皆さんもう慣れたものです。

野菜も「苦手なものは抜きます」というのを表記した所、キライな物は抜いた注文も増えました。

今月でおしまいの旨を常連さんに伝えると、寂しがってくださるのも、嬉しいことです。

「美味しかったのに、残念」という言葉は物凄く励みになります。

このところ「キッチンカーだから、美味しくなくても仕方ない」なんていうステレオタイプを持たれてしまうようなことは絶対にしたくないと思っていました。

実際、そういう車があることも事実です。

たまたまお客さんがトライした一台がそうだと、全体的にもそう思われてしまうわけです。

「売れている車＝美味しいキッチンカー」ではない事も、事実です。

私達が食べても凄く美味しかったキッチンカーが、「売れない」と悩み、ランチ出店を辞めていくのも見ましたが、後にお店を出して、そちらで繁盛しているとのことだったので、安心したことがありました。

当然の話で、お店ならリピーターが美味しいお店にはつきますが、キッチンカーは、そうでもなかったりするようです。

場所柄にもよりますが、より「安全牌」「認知度が高いメニュー」が売れているようにも感じます。

そんな中、聞いた話で、トランプ大統領にハンバーガーを出していた方もキッチンカーから始めて、今や政府からの要請というようなお話しで、そんなこともあるんだ、と可能性のあるお話も聞くこともあります。

とにかく、美味しいものを出すことは当たり前、それプラスαが大事なんですよね。

また来月からは違う場所になりますが、気持ちも新たに頑張ろうと思っています。

2017.11