夕焼けも綺麗でした。

最近遭遇した方々からの質問で、かなり共通していた物がありました。

「キッチンカーって、ライセンス取ったら、どこでも簡単にできるんですよね？」

という質問。

かなり間違った認識をされているようです😅

警察にお願いしても、道路使用の許可は基本的に下りません。

大抵はビルオーナーが場所貸ししても良いよ、という所に仲介業者が入って、キッチンカーが、派遣登録みたいにしているので、オープンしている場所に応募して、選考される、というのが一般的です。

出店したくても、選ばれなければ、お店を開く機会はありません。

なので、「簡単ですよね？」という認識は大違いなんですよね。

どこにでも出して良ければ苦労はありません。

「出店しても良いよ」という場所が常に売れる場所とも限りません。

だからこそ、色々と工夫しなくては、成り立たないのです。

安易に始めたは良いけど、なかなか場所に恵まれず、続かなくて辞めていく方も多いです。

世間では、キッチンカー製作は順番待ちで何ヶ月もかかる反面、中古で売りに出される車もよくあります。

需要と供給としては、半々なのかもしれません。

同じ日に出店している方の話でも、今では人が並ぶキッチンカーでも、ここまでなるのに5年かかった、と言われてました。

腰を据えてやるには、忍耐も必要です。

諦めないこと、美味しい料理を提供することを追求することを忘れずにいないとですね。

なんとか売るために、安くしようとして、食材の質まで落とす人もいるようです。

安かろう悪かろうが出て来てしまうと、キッチンカー全体のイメージにもなるので、やるならそういうことにも注意して欲しいなぁと強く思います。

昔のテキ屋さんから、キッチンカーに移行するお祭りもあったりします。

クリーンで安全なイメージは、保っていきたいものですね。

2018.02