火曜は、2現場でした。

アトレー号が大手町川端。

こちらは、この日まで夏休みの会社がビルには多いと聞き、納得。

人手が少なめでした。

黄色のクイックデリバリー号からステーキを扱い始めましたが、それを食べた方が、小さい車でもうちだと認識して来て下さったようで、「普通ビーフは硬いのが多いけど、柔らかくて美味しかった。また食べたくて。」と感想を頂きました。

アメリカビーフでも最高ランクのお肉ですから、それもあると思いますが、その素材を活かすのもまた腕次第でもあります。

美味しいものを美味しく出すのが調理人の役目だと思ってます。

これが、「キッチンカーだからこの程度で仕方ない」というのは、間違いだと思いますが、それがただの言い訳になっているところもあるようです。

食べる側にはそんな言い訳は通用しません。

だからこそ、いかに美味しい料理を提供できるのか、色んな工夫をするわけです。

それが今回みたいに伝わると嬉しいものです😊

そういう方達が、また繰り返し来て下さるようになるんですよね。

何事も積み重ねです。

テレビでは、「キッチンカーですぐに簡単にお店が始められる」と謳われ、このところキッチンカーをやる人も増えたと思いますが、こだわりも無く、ただ始める人もいるようです。

そういう車を見かけると、残念で仕方ない気持ちになります。

負けずに頑張っていかないとです。

「なんでこんなに高いのか？」などと前に言われたことがあります。(500円ランチと比べるのは無理がありますよ。)

素材にかかる金額だけでなく、スモークする手間暇も金額に入るわけです。

安いものをただ出すのが全てのキッチンカーではありません。

価格にも理由があります。

安くできるにはそれなりの理由があります。

400円弁当屋さんは、それなりの素材や、大量に仕入れられるから、そういう理由でできるわけです。

たくさんのスパイスで味付けしたりすれば、安くできなくなってきます。

それを理解してくださる方に来ていただければ、それだけで幸せです。

「安いからここで何でもいいから買う」ではなく、「このキッチンカーのこれが食べたいから買う」と1人でも多くの方に思って、来ていただけるように頑張ります！

2018.08